フィンランド人と日本人の、手の器用さの違い


フィンランド人、日本人、どちらが手が器用なのか、というのは難しい。
フィンランド人は、男女問わず自分で物を作る人が多い。
私の知り合いは、家を建て、井戸を作った。
その人の専門の仕事は、電気系なのに。
違う知り合いの人は、日曜大工はものすごく得意だけど、
プレゼントの包装は、ぐっちゃぐちゃだった。笑

ホームセンターが、ものすごく充実してる。
いったい、この道具何に使うんだろう、というものがたくさん。
壁の色を自分で、塗り替える人も多いから、塗料もたくさん。
それと、フィンランド女性陣に人気なのは、編み物
特に冬が近づくと、バスの中、授業中、カフェなど暇さえあれば編んでる。

さて、最近私は、日本人は結構器用なのかもしれないと思うことが多々ある。

日本では別に誰にも感心されないことが、
フィンランドだと職人扱いされること ベスト5

ベスト 5
トランプのカードのきり方
左手の束から、右手で少し束を取って上にのせる、また束を取って、、、
シャッシャッシャっというその動きが、フィンランドのカードの切り方と違う。
この、シャッシャッシャ法とは別に、束を2つに分けて親指で押さえながら、
机にバサバサバサときっていく、バサバサバサ法がフィンランドでは主流。
あと、カードを机の上に置いてグルグル混ぜる切り方の人も多い。

ベスト 4
巻き寿司のプロセス
ご飯、具、巻いて、切る。というプロセスが、フィンランド人にとってはとても
手間のかかった、繊細な作りに見えるそう。
巻き寿司にかかわらず、料理の番組を見ていると気づく。
フィンランド料理番組は、基本適当に男の人がサクサク進めていく。
大さじとか使う習慣は、なさそう。
あと、フィンランドでオーブン料理が主流だから、混ぜて、容器に入れて、オーブンに。
というシンプルレシピが人気。

ベスト 3
お弁当箱を包む
「なんて、素敵なの!これ、日本人はみんなできるの?ていうかどうやって包むの?」
たしかに、風呂敷の文化、フィンランドにはない。
フィンランドにそもそもお弁当箱という習慣がないから、サンドイッチとかはアルミホイルとかラップでくるむ。それか、タッパーに入れて、ビニール袋に入れるのが主流。
包む文化は、ラッピングにも関係してて、フィンランドでは、プレゼントそのままでもらうことも多い。
それか、紙袋に入ってるか。
日本の、プレゼントそのまま渡したら失礼だよな。っていう感覚はない。

ベスト 2
折り紙
フィンランド人の人いわく、折り方の本を読んでもよく分からないのだそう。
そして、1枚の紙からなぜ、様々なものを作れるかふしぎ。
折り紙を折る時、角と角をそろえたり、折り目をつける時に、日本人はたくさん指先を使う。

ベスト 1

とにかく、箸を使えるというのはすごいらしい。
フィンランドの食事では、フォークとナイフが使われる。
でも、箸をちゃんと使えてるフィンランド人、結構多い。
みんな寿司を食べる時は、箸を使えるように、練習したのだそう。

そのほかの、フィンランドと日本の手先の違い
1 フィンランドは食洗器が主流なので、自分で食器を洗うことは少ない。
洗う時も、こういうブラシでガシガシ洗う。


日本ではスポンジが普通だったので、私はこのブラシを使ってる時、
なんか汚れが落ちたのかどうか、よく分からないことが多い。

2 切符を改札口に入れる
3 漢字を使うから、必然的に画数がアルファベットに比べて多い
などなど、他にもきっと色々

あ!でも、フィンランドのスーパー量り売りが主流だから、
「このキュウリ、だいたい○○グラムかな」とか、重さを予想する手の能力は、
絶対にフィンランド人の方が高いはず。

まとめ
フィンランド男性陣は、大きな物を作るのはすごく得意。家、棚、サウナ等
フィンランド女性陣はどちらかというと、編み物など細かいものを作る方が得意
日本人は男女ともに、日常生活の中に手先が器用な要素がつまっている。

コメント