重大な任務を任された。
遠足先の、グリルコーナーで50本分のソーセージを焼く
日本の遠足といえば、みんな手作りのお弁当を持参するのが
主流だけど、ここフィンランドではお弁当という習慣はない。
なので、今日の遠足は、ソーセージ、ハムののったパン、バナナがふるまわれた。
バナナ一本まるまる配られるのって、そういえば2年前始めてみた時は結構びっくりしたな。
あ、おやつバナナなんだ。と
ここ、フィンランドにはソーセージの種類が色々ある。
今回焼いたのは、makkara マッカラ という、太いソーセージ
私たちが日本で食べるソーセージは、ここでは nakki という、
小さいソーセージに分類される
遠足前日に職員会議
(前日になってから会議をするところが、フィンランドの特徴)
「ソーセージは、10時から食べるグループ、11時から食べるグループに分けよう」
「まあ、だいたい50本ぐらいかな」
「えーっと、あと他に何がいる?」
当日、私たちはソーセージを焼いていた
10本ぐらい焼き終わったころ、
30人の子どもたちがやってきた。こんなに一気に来るなんて聞いてない。
ソーセージ行列ができた
ソーセージを焼いて、紙にくるんで
「ケチャップつける?マスタードは?」
「はい、どうぞ」
このやり取りを、数十回
屋台で働いてる人たち、すごいんだな。
紙皿もフォークもなく、かぶりつくというシンプルさ
でもそのシンプルさがおいしかった。
先生たちは、コーヒーを魔法瓶に入れてきてちゃっかり
コーヒーを飲む。
そして、遠足のあと保育所で遠足の絵を描いたりする習慣もない
絵を描かなくても、子どもの中には楽しかった思い出として
残っていくのだろう
なんで、日本の幼稚園では絵を描かせるんだろう
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