フィンランドの保育所での実習が始まった。
6週間という長さ。
さて、今日は初日。
昨晩、夜中に何度も目を覚まして、緊張のためよく寝れなかった。
そんな気持ちで迎えた実習1日目。
なんかとてもゆるく終わった。
私が実習している保育所は、公立の保育所
3-5歳児異年齢、20人
といっても、全員が毎日来る子どもではないので、だいたい15人前後
そして、それに対しての大人の数、4人+キッチンの人
そこに私が加わるのだから、なんとまあ大人の数が行き届いたこと。
職員の一人が私に、
「ねえ、アキの実習時間ってうちらの勤務時間より長いよ。」
ちなみに私の実習時間は、8時間×5日の週40時間
そういえば、私の実習担当者の先生は、子どもを歯医者に連れて行かなきゃいけないから
早めに帰っていったな。
職員室はなく、1畳ほどの園長室はある。狭く薄暗い。
キッチンが休憩室になってる。
去年1年間私立の保育所でボランティアをしていたのだけれど、
あの時の初日のカルチャーショックと言ったら。
(その時に覚えた英語、chaotic : 無秩序・カオス状態)
なので、今日は別にショックを受けることなく1日が終わった。
子どもたちに質問されたこと
「アキは、自転車コマなしで乗れるの?」
「日本には忍者がたくさんいるよね」
「日本では、ピザの上に何をのせるの?」
「(私の弁当箱を見て)なにそれ」
など
多分、彼らのほうがカルチャーショックを受けていた模様
母の日の製作に向けて、先生が作品例(卵ケースを利用した)を
印刷した紙を黒板にぺぺぺと、貼って、
「もうすぐ、母の日だからこんなの作るよ~
ここにこんな見本があるね。一気にみんなは作れないから、
まあ、2人ずつかな、順番に作るの。」
という、ゆるさ
ふと、日本だとどうやって母の日の製作を進めるのだろうと考えた。
1.そもそも、母親がいない子もいるからそんな製作したら、その子がかわいそう
2.廃材の卵ケースを見せて、「何に使えるかな」と投げかける
3.作品の工程を見せる
など
でも、子どもたちは楽しんで作っていた。
ちなみに、この実習は学校の一つの授業としての実習で、
生徒は自分で実習先を探さなくてはいけない。
(私の通ってた日本の大学では、希望書いて自動的に決めてくれた。)
なので、自分でアポを取って実習許可を得るところが、就活とちょっと似てるな。と思った
実習担当者という人をつけてもらえるので、その人が保育所のことを色々教えてくれる。
日本での実習は、そういえばスーツ登園とかもあったな。
なんで、スーツだったんだろ
でもあの時は、それに従うのが当たり前で疑おうとも思わなかったな。
しかも、スーツの中に着るシャツを襟付きじゃないとダメか、Uネックでもいいかって
だいぶ悩んだな。
なんで、悩んでたんだろ
まあ、いいや。
明日からも頑張ろう
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