フィンランドの保育所で実習【5日目】携帯電話を使った新しい取り組み


最近、自治体が始めた取り組みらしいのですが、
子どもが保育所に来た時間と、帰っていった時間を記録するシステム
普段は紙に何時に来て、何時に帰ったというのを記録するのだけれど、
携帯に専用のアプリが入っていて、
・子どもの顔と名前
・「登園」「降園」の2つのボタン
が、表示されている。
子どもが登園したら、登園ボタンを押す。
降園したら、降園ボタンを押す。
という感じ。

何がいいのかというと、
1.月末等に子どもの保育時間を計算する手間が省ける
2.アプリに今いる子どもの数が表示されるので、
 いちいち数えなくていい。
3.子どもの数を数えて、さらに携帯で数を確認することによって、
 子どもを把握できる。

さて、デメリットもあるようで。
1.朝クソ忙しい時に、しかも子どもが一度に何人も登園してくる時に
 いちいち、「登園」ボタンを押すのがわずらわしい
2.このアプリのために携帯を使っていても、保護者が来るたびに
 携帯を開けなくてはいけないから、ただ携帯をいじっているように見られる。
3.押し忘れたとき、あとから時間の変更ができない

たしかに、いちいち携帯出したり、雨の日とかはややこしいだろうな。

ちなみにこのアプリはまだ練習段階のようで、
実際に運用開始にはまだ至っていない。

ある職員は、
「このシステム、保護者が自分でボタン押せたら便利なのに!」
と、言っていた。

話は変わって、

保育所の実習の朝は、いつも誰かがコーヒーの会話をする。
「あ、コーヒーのスイッチ入れるの忘れてた」
「私、入れたよ~」
「キートース」
「私の作るコーヒー味が違うから、私はコーヒーセットしない」
「え、誰が作っても同じでしょ」
「コーヒーもう、できた?」
など。

出勤して一番にコーヒーが飲めるのって、実際に飲んでみると
すごい良いことがわかった。
何がいいのかっていうと、ちょっと一息つくというか、
コーヒー飲んだ後、さて、働きますか。という気持ちになれるというか。
コーヒーの匂いで、一日が始まるっていう感じがするというか。
そういう、余裕って大切だな。と思った。
下っ端が、コーヒーを用意するんじゃなくて、
飲みたい人、朝番で出勤した人がコーヒーを用意する。
そういう職場関係っていいな、と思う。

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