豚に真珠をフィンランド語で言うと



さて、なんと言うでしょう。


ホストマザーは2匹の猫を飼っている。
ヴィリヤミとユッタ

※写真の猫は、また違う猫

ヴィリヤミ(雄)はとにかく食べ物が好きで、
趣味は食べること
ゴミ箱をひっくり返してまで食べ物をあさる。

ユッタ(雌)はグルメ志向で、食べ物にはこだわりがある。


私 「ヴィリヤミのエサがなかったから、グルメっていうエサあげたけど、
 あれ、ユッタのやつだったのかな。」
ホストマザー 「あ、いいよいいよ。ヴィリヤミにもグルメのエサをあげたって。笑」
私 「でも、残念なことに、ヴィリヤミはゴミとグルメの違いが分かんないだろうね。」
ホストマザー 「フィンランド語に、こういうことわざがあってね、豚に真珠っていうんだけど。」
私 「え!それ日本語にもあるよ!」
ホストマザー 「え、うそ!なんで!」

と、気になったので調べてみたら、豚に真珠のことわざの語源は新約聖書からだった!
まさかの聖書!
なぜ、日本語に・・・?笑
そしてもっと気になったこと、豚に真珠はフィンランド語で、
Ei saa antaa helmiä sioille.
Helmi は、真珠という意味。ちなみに、2月はHelmikuu という。真珠の月。

そんで、sioille

これ聞いた時、誰のこと?って思ったけど、豚のことだった。

フィンランド語でブタは sika
フィンランド語では、単語の中に「k」があると、それがなくなることがある。
“ブタに”は “-lle”をつけて、sikalleではなく、 sialle になる。
そんで、さらに“複数のブタに”になると、sioille になる。
もうブタなのか、なんなのか分からない。
ちなみに、ネコに小判っていうことわざはフィンランド語にはないです。

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