最近では、試験を外部の組織に任せている学校もある。
なので、面接ではその学校の先生ではなく、その試験を運営する職員が面接官となっていることも。
AMKの試験内容について。
Yliopistoの試験は受けたことはないけれど、フィンランド人の話によると、
事前課題で出された本から、記述式で数時間かけて解答していく。とのこと。
つまり、どれだけその本を読んで理解できているかが、ポイントらしい。
学校によっては、面接があったり、集団討論があったりするらしい。
【AMKの試験】
私が社会福祉学部を受けた時の試験内容について
1. 最初みんなタブレットで選択式の一般教養試験
- 数学
- 論理的解釈
- フィンランド語
- 事前教材からの問題
この4つの分野から
論理的解釈とは、例えば
「MattiはHannaの隣に座っています。SeijaはTeemuの隣に座っています。
Kariは、MattiとTeemuの間に座っています。Teemuはどこに座っているでしょう」
という感じのの問題。
2.集団討論
6人くらいが1グループとなり、試験官からテーマが与えられる。
“社会福祉士にとって大切なこと”
“勉強することにおいて大切なモチベーションを5つ出し合って、
その中から1つ一番大切なことをグループで決めなさい”
20分くらい話合いの時間が与えられる。
3.一般教養試験の結果から、個人面接へ進む人が呼ばれる。
個人面接では、事前に送った履歴書をもとに、
・志望理由
・フィンランド語語学力について
・自分の苦手な分野
などなど、色々なことを聞かれる。
例えば、自分の苦手な分野について私の場合
“大人数の前、グループ内での話し合いの中で、
フィンランド語を話すことが難しいと思っている。”
と、伝え、なぜそれが苦手なのか、苦手だけどどういう風にそれと向き合ってきたかを
伝えた。例えば、人前で話す時には事前に資料を誰かに見てもらった、
回数を重ねてきた、少しずつでも喋るように努力してきた etc.
試験官の人は、
“苦手なことを自分でちゃんと把握しているっていうの大事なことだよね”
と、評価してくれた。
【結果を待つ】
結果の送付先を、日本の住所にしておくと結果発表日より1週間ほど遅れてやってくる。
結果もOpintopolkuのページでログインして見れる。
が、ログインするさいにフィンランドの銀行のネットバンクの暗証番号を聞かれるので、
私はログインすることができなかった。
他のログイン方法も携帯の認証だとか、プリペイドカードを使ってる私はそれもログインできなかった。
結局、2年前受験した時は学校に直接電話をした。
今回の受験では、結果は郵便とメールに届いた。
次回 【第5回】滞在許可を申請する
合格できてもまだ安心はできない。
コメント
コメントを投稿