フィンランドの大学の夏休みは、およそ3ヶ月



3ヶ月の夏休みを経て、今日2年生最初の授業日だった。
誰も頭が働くわけなく、授業は淡々と進んでいった。
今日から始まった授業の名前は、
"Kuntouttava aikuistyö"と言って、日本語でなんと訳すのか、分からない。
英語にすると、Empowerment Social work
empowerment とは、権限を持たす=力をつける
Aikuistyö とは、成人ソーシャルワーク = 成人が対象の、社会福祉
つまり、Kuntouttava aikuistyö とは、
その何かしら問題を抱えている成人が、
自分自身で生きていけるようにするための、ソーシャルワーク
という意味になる。

例えば、
ある日、突然職をなくした人が、どうやって生きていくか。
ある日、事故にあって障がい者となった人がどうやって生きていくか。
精神疾患の人が、どうやって社会で生きていくか。
そういう内容を勉強する授業。

私たちのグループは、
「精神疾患のソーシャルワークにおける、支援方法の種類」に決まった。
なんかいろいろ、ありそうで面白そう。
例えば、精神疾患と言っても、施設で暮らす人、薬を飲んで暮らす人、
生活環境を変える人、などなど。
そして、「どの段階で、ソーシャルワークが終了したと言えるか」というとこも、
調べることになった。
たしかに、ソーシャルワークって人それぞれだし、
どの段階で「この人、一人で生きていける」って判断するのか、
そういうのって、難しい。



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