フィンランドで保育士 はじめまして、こんにちは。


フィンランドで保育士として働き始めてから1年。
今までの1年は臨時保育士として、保育士が足りていない時に
入るという働き方だった。それは、事前に分かる場合もあれば、当日の朝、電話がかかってきて出勤することもあった。主に、3歳児~5歳児のクラスに入ることが多かった。
そしてこの10月から、とある保育所のクラス担任として働くことになった。


1-2歳児クラス。私の専門は、3歳以上の幼児たち。このちびっこ達は日本での大学実習ぶり。ちなみに私はその大学実習にて、“乳児より絶対幼児クラスの担任がいい”と心に誓った。

働き始めて2週間。ものすごく疲れている。

フィンランドの保育を紹介したいという気力も日々薄れていく。

10年間ほど幼児と関わってきた私にとって驚きの日々。
その驚きを忘れないように、このブログに記録したい。

 乳児クラスの驚き 
✅ すぐに怒る。
・トイレに行こうと言っただけで怒る。
・着替えの手伝いをしようとすると怒る。
・でも一人ではどうにも着替えられなくて怒る。
・いつも何かの取り合いをしている。

✅ 何でも触る、食べる
・砂、泥は基本
・給食にて、席を外したすきに私のパンを食べる。
・おもちゃはとりあえず口に入れようとする。
・触るな。と言っても触る。


✅ 大人の存在が必要
・気づいたら後ろに立っている。
・すきあらば膝に座ってくる。
・抱っこを求める。
・園庭で、大人を追ってくる。
・疲れて、お母さんが恋しくて泣き出して、大人の膝にしがみつく。


✅ 危険をかえりみない
・机によじ登る。
・椅子から床に向かって身を乗り出す。
・崖を登ろうとする。
・滑り台の上で、後ろ向きに立つ。
・登れるのに、降りられない。


✅ 会話が成り立たない
・全く違う答えが返ってくる。
・いきなり犬の話
・“お母さん”、“お父さん” を繰り返す。
「お母さん、迎えに来るからね。」となだめ、
「joo」と子どもは答える。
そして再び、“お母さん”、“お父さん”のつぶやきが始まる。
・“うんち”
・理屈が通じない

フィンランドでは雨が降っていても園庭へ遊びに行く。
雨の日は、着替えだけで30分はかかる。そこまでして外に出ていく努力。
10月、11月は雨が多い時期。
どんどん外も暗くなっていく。

今日はやっと金曜日。
ゆっくりお茶でも飲んで早く寝よう。








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